橿原だより

平成29年1月5日

新しい年の幕開け

平成29年の幕が開けました。

新年明けましておめでとうございます。
お正月三ヶ日は厳しい冷え込みもなく、穏やかな新年の幕開けとなりました。

橿原神宮へは、大変ありがたいことにお正月三ヶ日多くの皆様に御参拝いただきました。
こちらでは橿原神宮の年末年始の活気と賑わいに満ちた風景を、少しではありますが御紹介させていただきます。

元旦午前0時、宮司の初太鼓が新しい年のはじまりを告げます。

元旦午前0時、宮司の初太鼓が新しい年のはじまりを告げます。

元旦早々参拝客で賑わう外拝殿。

元旦早々参拝客で賑わう外拝殿。

まだ日が昇る前の元旦午前6時、皇室の弥栄、国家の繁栄、世界の平和を祈願する「歳旦祭」が斎行されました。

まだ日が昇る前の元旦午前6時、皇室の弥栄、国家の繁栄、世界の平和を祈願する「歳旦祭」が斎行されました。

歳旦祭終盤、徐々に日の出の時間が近付く空。(元旦午前6時半頃)

歳旦祭終盤、徐々に日の出の時間が近付く空。(元旦午前6時半頃)

日も昇り、畝傍山の稜線がくっきりと見え、雲一つない晴天に恵まれた元旦日中。穏やかな気候の年明けとなりました。

日も昇り、畝傍山の稜線がくっきりと見え、雲一つない晴天に恵まれた元旦日中。穏やかな気候の年明けとなりました。

参拝者で溢れる参道両脇には、屋台が軒を連ねています。

参拝者で溢れる参道両脇には、屋台が軒を連ねています。

年末年始は皆様いかがお過ごしでしたでしょうか?

年が明け、まだ初詣がお済みでない方は、橿原神宮へお越しいただければ幸いでございます。併せて、既に初詣がお済みの方のお詣りもお待ちしております。

平成28年12月31日

半年間の罪穢れを祓い、新しい年へ

2016年最後の日となった本日、橿原神宮では歳末大祓が行われました。

大祓とは、六月と十二月に行われる神事で、半年間の罪穢(つみけがれ)を祓い清める儀式です。二十数名の神職による大祓詞(おおはらいことば)奏上と共に、当日参加の一般の方にも大祓詞を奏上いただきました。多くの方々が参列して式に臨み、新しい年を迎えるため、年末の罪穢(つみけがれ)を祓い清めました。

歳末大祓3歳末大祓2

また、夕刻17時からは除夜祭が斎行されました。
年末年始の雰囲気で賑わう参道を、神職達が祭典奉仕の為、歩みを進めます。
除夜祭2
除夜祭はこの一年の国民・国家の平安と安泰・世界の平和をお守りいただいてきたことへの感謝と、新しい年を迎えるに当たっての御加護を祈るお祭です。
除夜祭

除夜祭の約6時間後には、初太鼓により新しい年の幕開けが告げられ、正月参拝が始まります。
皆様にとって良い年が迎えていただけますよう、お祈りしております。
また、新しい年、橿原神宮への御参拝もお待ちしております。

平成28年12月30日

『新春特別朱印帳』、『金鵄・鮎みくじ』 の御案内

橿原神宮で元旦より御参拝者の皆様に、御祭神・神武天皇様 の御加護をお受けいただくことができる授与品を御紹介致します。

橿紋朱印帳 <新春特別版>
神武天皇二千六百年を記念し、春と秋に調製した朱印帳の新春特別版。清潔感のあるまっさらな白色の檀紙(だんし)を用いています。檀紙は神職が衣冠束帯の際に懐中する紙にも用いられる和紙の一種で、ちりめん状の紙肌が特徴的です。新しい年、事始めに相応しく、縁起の良い色目の朱印帳で、御朱印を受けていただければ幸いです。
【初穂料】 1,000 円
橿紋朱印帳1

◆表面には「橿紋」、裏面には「橿原神宮」の文字が箔押しで刻印されています。

◆表面には「橿紋」、裏面には「橿原神宮」の文字が箔押しで刻印されています。

金鵄みくじ・鮎みくじ
御祭神である神武天皇様にゆかりが深い金鵄(きんし)と鮎をモチーフとしたおみくじを新しく調製致しました。皆様の新しい年の幸せの指針となれば幸いです。
【初穂料】各 500 円

◆【金鵄】神武天皇様が最後まで抵抗する豪族との戦に苦戦されていた時、どこからともなく金色の鵄(とび)が飛来し、神武天皇様の一軍を勝利へ導いたとされ、瑞鳥(めでたい事 の前兆とされる鳥)と言われています。

◆【金鵄】神武天皇様が最後まで抵抗する豪族との戦に苦戦されていた時、どこからともなく金色の鵄(とび)が飛来し、神武天皇様の一軍を勝利へ導いたとされ、瑞鳥(めでたい事 の前兆とされる鳥)と言われています。


◆【鮎】鮎は神武天皇様と大変ゆかりの深い魚で「魚」へんに「占」で「鮎」と表すように、東遷の際、戦の勝敗を鮎で占ったとされる伝承に由来。また、毎年5月には「初鮎奉献祭」という奉納行事が行われ、岐阜県・長良川の鵜飼い開きで獲れた鮎を橿原神宮へ奉納いただいております。

◆【鮎】鮎は神武天皇様と大変ゆかりの深い魚で「魚」へんに「占」で「鮎」と表すように、東遷の際、戦の勝敗を鮎で占ったとされる伝承に由来。また、毎年 5 月には「初鮎奉献 祭」という奉納行事が行われ、岐阜県・長良川の鵜飼い開きで獲れた鮎を橿原神宮へ奉 納いただいております。

※数量限定の為、無くなり次第終了とさせていただきます。予めご了承ください。

平成28年12月26日

天長祭・神御衣御料奉献祭

年の瀬の迫った12月23日(祝・金)、今上天皇陛下の御誕生日を祝うと共に、聖寿の万歳と大御代の長久とを祈る祭である「天長祭」が執り行われました。

◆祭典奉仕の為、内拝殿へ向かう神職達

◆祭典奉仕の為、内拝殿へ向かう神職達

始まる少し前まで雨模様だったにも関わらず、お祭りを行う内拝殿へ神職が列を為しで向かう間は奇跡的に天気が回復。御祭神である神武天皇様のお力添えをいただけたように感じました。
◆祭典中は晴れ間が覗く場面も

◆祭典中は晴れ間が覗く場面も

天長祭が滞りなく斎行された後、今年で数えて71回目を迎える神御衣御料奉献祭<かんみそごりょうほうけんさい>が執り行われました。〝神御衣″とは文字通り、神様の衣服を意味し、愛知県田原市の神宮神御衣御料所で紡がれた絹糸が橿原神宮へ奉献されるお祭りです。
神御衣御料奉献祭2
奉献された絹糸は350匁(約1.3㎏)の「三河赤引糸」と言い、〝赤引糸″とは〝清浄な絹糸″という意味を持つそうです。
丁寧に紡がれた赤引き糸は、艶やかな光を纏い御神前に供えられました。

平成28年12月13日

書き初め大会の御案内

毎年恒例、橿原神宮書き初め大会の時期が近付いて参りました。
お陰様で奈良地区大会は66回目、大阪地区大会は58回目を迎えます。
詳細を下記にて御案内させていただきます。

皆様の御参加をお待ち申し上げております。

前回会場風景

前回会場風景

◆第66回橿原神宮席上揮毫書き初め大会 【奈良地区大会】

1.期日:平成29年1月5日(木曜日)
2.受付:橿原神宮 南神門内 外拝殿前
◎小・中学生は午前8時30分より11時までに受付を済ませてください。
※高校・大学生及び一般の方は午前10時30分より11時までに受付を済ませてください。
3.会場:奈良県立橿原体育館(受付後、会場に誘導いたします)
4.参加費:小・中学生は一人300円
高校・大学生及び一般の方は一人400円
(用紙代100円を含みます。)
当日受付で納入してください。

>>奈良地区大会要項はこちら

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【お問い合わせ先】
橿原神宮 書き初め係
奈良県橿原市久米町934
TEL.0744-22-3271
FAX.0744-24-7720
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◆第58回大阪地区 橿原神宮書きぞめ大会 【大阪地区大会】

1.期日:平成29年1月6日(金曜日)
2.受付:橿原神宮 南神門内 外拝殿前
(こちらで作品整理票を受取り必要事項を記入してください)
◎午前の部 参加者 受付 10時から10時30分まで 揮毫終了12時
◎午後の部 参加者 受付 12時30分から13時まで 揮毫終了14時30分
3.会場:奈良県立橿原体育館(会場へは受付後、案内いたします)
4.参加資格:幼児、小学校児童、中学校生徒、高等学校生徒、大学生および一般
5.参加日:幼・小・中学 400円
高校・大学・一般 600円(用紙代を含む)
当日受付で納入してください。

※大阪府下以外の地区の方も参加できますが、奈良県の方は原則として1月5日(木)の奈良地区大会に参加してください。

>>大阪地区大会要項(表面)はこちら
>>大阪地区大会要項(中面)はこちら

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【お問い合わせ先】
近畿日本鉄道株式会社
鉄道本部 大阪統括部 運輸部 事業課
橿原神宮 書きぞめ大会係
TEL.06-6775-3566
大阪市天王寺区上本町6丁目1番55号
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平成28年12月8日

お正月の準備が着々と

紅葉の木々も見頃が終盤となって参り、12月らしい寒さが続いております。
この時期、橿原神宮ではお正月の準備が着々と進められており、ブログでは酉年にちなんだお正月の縁起物を御紹介させていただいております。

◆干支 盃(300円)

◆干支 盃(300円)


◆開運 干支彩色絵馬(500円)

◆開運 干支彩色絵馬(500円)

◆干支 額皿 (1,000円)

◆干支 額皿 (1,000円)


◆開運 干支厚絵馬 (1,200円)

◆開運 干支厚絵馬 (1,200円)


◆開運 干支神鈴 (1,500円)

◆開運 干支神鈴 (1,500円)

◆開運 幸せの矢 (2,000円)

◆開運 幸せの矢 (2,000円)


◆干支 一刀彫 (2,000円)

◆干支 一刀彫 (2,000円)


◆開運 クリスタル守 (3,000円)

◆開運 クリスタル守 (3,000円)


◆干支 一刀彫[大] (3,500円)

◆干支 一刀彫[大] (3,500円)


◆干支 木目彫 (2,000円)

◆干支 木目彫 (2,000円)


◆干支 木目彫[大] (10,000円)

◆干支 木目彫[大] (10,000円)


新年の装いとなった授与品で、神様の御加護をお受けいただければ幸いでございます。

平成28年12月6日

新しい年の訪れを告げる大絵馬

12月が始まりました。
早いもので今年も残す所あとひと月となり、神社にとって忙しい季節がやって参りました。
橿原神宮では、毎年恒例となった大絵馬の設置が外拝殿にて行われ、一足早く新しい年の訪れを感じる風景が広がっております。
大絵馬3

平成29年の干支は酉年。
実は「酉」と「鶏」は直接の関係はなく、「酉」は酒壺をあらわす文字とされ、果実が極限まで熟れた状態という意味を持っているそうです。

大絵馬は、昭和35年(1960年)に皇太子殿下のご生誕を祝って制作されて以来、今回で58回目。原画は、日本画家の藤本静宏(ふじもと しずひろ)氏により手掛けていただきました。今年の絵馬は少し趣を変えて可愛いらしい夫婦のにわとりを描き、来るべき平成29年が楽しく平穏な一年である様に願いを込めて描いたと藤本先生よりもお言葉をいただいております。
御参拝の皆様には、一足早く新しい年の訪れを感じていただければ幸いです。

大絵馬4

平成28年11月25日

神々に収穫を感謝する『新嘗祭』

この時期らしい寒さとなった勤労感謝の日、橿原神宮でも新嘗祭が執り行われました。新嘗祭は宮中神嘉殿において天皇陛下が新穀を天神地祇に供え、また自らも食せられる、我が国の祭のうちでも重要な祭儀の一つです。

◆権宮司以下祭員が神饌を御神前へ供す

◆権宮司以下祭員が神饌を御神前へ供す

御神前には橿原市主催の農業祭からも数々の野菜が神饌として供されました。

◆新嘗祭では外院の斎庭にて、久米舞も奏されました

◆新嘗祭では外院の斎庭にて、久米舞も奏されました

暖かな気温が続き、なかなか冬らしさを感じる事が出来ない日々が続いておりましたが、この時期らしい寒さを感じる事が出来、新しい年が近づいている事を再認識した日となりました。

平成28年11月16日

【11/20(日)】「いけばなの愉しみ方」講演会開催

現在秋季特別公開中の重要文化財 文華殿では期間中様々な分野で活躍をされている方をお招きしての講演会を開催しております。
先日11月6日(日)には文華殿庭園の復元を手掛けられた庭職人、牧岡一生氏をお迎えし、庭園復元についてお話いただきました。

次回11月20日(日)には、華道 嵯峨御流 曉湖斎 境 将甫 氏をお迎えし、実演も交えながらいけばなの愉しみ方について御講演いただきます。当日は予約不要(拝観料1,000円必要)となっております。是非皆様の御参加をお待ちしております。

◆華道 嵯峨御流 曉湖斎 境 将甫 氏

◆華道 嵯峨御流 曉湖斎 境 将甫 氏

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11月20日(日)「いけばなの愉しみ方」【予約不要】
(午前の部) 11:00~12:00  (午後の部) 13:30~14:30
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>>詳しくはこちら

また、この度の秋季特別公開に併せ、境氏によるいけばなの作品を文華殿にて展示させていただいております。
迫力ある素晴らしい作品が入口で御拝観の皆様をお迎えいたします。
文華殿秋季特別公開_境氏作品

平成28年11月14日

【秋季特別公開中】重要文化財 文華殿

橿原神宮では、春に引き続き秋にも旧織田家の柳本藩邸である重要文化財 文華殿を11月13日(日)~12月11日(日)の期間、特別公開しております。

◆文華殿を囲む庭園の木々も徐々に色を染め始めております。(写真は以前の紅葉の様子)

◆文華殿を囲む庭園の木々も徐々に色を染め始めております。(写真は以前の紅葉の様子)

文華殿には、庭園研究の第一人者である庭園史家 故 森蘊(もり おさむ)氏が『神武東遷』の古事に従って作庭したといわれる庭園があり、その庭園を弟子である牧岡一生氏(まきおか かずお:庭舎MAKIOKA代表)が完全復元。庭園の木々もここ最近の朝晩の冷え込みで一層葉色付きが増した様に感じられます。

気候の良い日が続き、お出かけしやすい季節となって参りました。
是非、橿原神宮への皆様の御参拝をお待ちしております。

>>秋季特別公開について、詳しくはこちら

また11/25日(金)と26日(土)に、「橿原神宮 夜間正式参拝と文華殿 饗膳」と題し、夜の橿原神宮をお愉しみいただく企画も現在ご予約を受け付けております。普段一般の方が入ることが出来ない内拝殿での正式参拝へご参列いただいた後は、橿原神宮の御祭神である神武天皇様ゆかりの地の食材を使ったお食事を御堪能いただけます。

◆夕刻、内拝殿での正式参拝後、神職の説明に耳を傾ける参加者(写真は先日11月12日(土)に開催された様子)

◆夕刻、内拝殿での正式参拝後、神職の説明に耳を傾ける参加者(写真は先日11月12日(土)に開催された様子)

>>夜間特別公開について、詳しくはこちら

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