橿原だより

令和2年5月14日

形代のお祓い並びにお焚上げの神事を斎行

 橿原神宮では、5月11日(月)に南神門前に位置する祓所(はらえど)にて、形代のお祓い並びにお焚上げの神事を斎行致しました。

 当神宮では、新型コロナウイルス感染症拡大を受け3月下旬より、参拝者の心身の清浄健全を取り戻して頂くよう形代(かたしろ)によるお祓いを御案内しております。本神事 は、作法により納められた形代をお祓いし、お焚き上げする為に斎行されました。

 神事では、斎主・祭員が大祓詞(おおはらいことば)を奏上し、祭員が形代をお祓いした後、心身の清浄健全を保つ為に古くより行われている祓いの一種である「解縄(ときなわ)」のお祓いが執り行われました。

◆神事にて解縄(麻緒をこより状に左綯(ひだりなえ)・右綯(みぎなえ)に綯(な)った縄)を解く神職。写真手前は集められた形代。

 外拝殿に設置された納め箱には5月10日(日)までに1,080枚の形代が集まりました。橿原神宮では、参拝者の皆様が清浄で健康な心身を保って頂けるように当面の間、形代によるお祓いの継続を予定しております。

◆外拝殿北側に設けられている形代のお祓い受付所。

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