橿原だより

平成28年11月25日

神々に収穫を感謝する『新嘗祭』

この時期らしい寒さとなった勤労感謝の日、橿原神宮でも新嘗祭が執り行われました。新嘗祭は宮中神嘉殿において天皇陛下が新穀を天神地祇に供え、また自らも食せられる、我が国の祭のうちでも重要な祭儀の一つです。

◆権宮司以下祭員が神饌を御神前へ供す

◆権宮司以下祭員が神饌を御神前へ供す

御神前には橿原市主催の農業祭からも数々の野菜が神饌として供されました。

◆新嘗祭では外院の斎庭にて、久米舞も奏されました

◆新嘗祭では外院の斎庭にて、久米舞も奏されました

暖かな気温が続き、なかなか冬らしさを感じる事が出来ない日々が続いておりましたが、この時期らしい寒さを感じる事が出来、新しい年が近づいている事を再認識した日となりました。

平成28年11月16日

【11/20(日)】「いけばなの愉しみ方」講演会開催

現在秋季特別公開中の重要文化財 文華殿では期間中様々な分野で活躍をされている方をお招きしての講演会を開催しております。
先日11月6日(日)には文華殿庭園の復元を手掛けられた庭職人、牧岡一生氏をお迎えし、庭園復元についてお話いただきました。

次回11月20日(日)には、華道 嵯峨御流 曉湖斎 境 将甫 氏をお迎えし、実演も交えながらいけばなの愉しみ方について御講演いただきます。当日は予約不要(拝観料1,000円必要)となっております。是非皆様の御参加をお待ちしております。

◆華道 嵯峨御流 曉湖斎 境 将甫 氏

◆華道 嵯峨御流 曉湖斎 境 将甫 氏

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11月20日(日)「いけばなの愉しみ方」【予約不要】
(午前の部) 11:00~12:00  (午後の部) 13:30~14:30
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>>詳しくはこちら

また、この度の秋季特別公開に併せ、境氏によるいけばなの作品を文華殿にて展示させていただいております。
迫力ある素晴らしい作品が入口で御拝観の皆様をお迎えいたします。
文華殿秋季特別公開_境氏作品

平成28年11月14日

【秋季特別公開中】重要文化財 文華殿

橿原神宮では、春に引き続き秋にも旧織田家の柳本藩邸である重要文化財 文華殿を11月13日(日)~12月11日(日)の期間、特別公開しております。

◆文華殿を囲む庭園の木々も徐々に色を染め始めております。(写真は以前の紅葉の様子)

◆文華殿を囲む庭園の木々も徐々に色を染め始めております。(写真は以前の紅葉の様子)

文華殿には、庭園研究の第一人者である庭園史家 故 森蘊(もり おさむ)氏が『神武東遷』の古事に従って作庭したといわれる庭園があり、その庭園を弟子である牧岡一生氏(まきおか かずお:庭舎MAKIOKA代表)が完全復元。庭園の木々もここ最近の朝晩の冷え込みで一層葉色付きが増した様に感じられます。

気候の良い日が続き、お出かけしやすい季節となって参りました。
是非、橿原神宮への皆様の御参拝をお待ちしております。

>>秋季特別公開について、詳しくはこちら

また11/25日(金)と26日(土)に、「橿原神宮 夜間正式参拝と文華殿 饗膳」と題し、夜の橿原神宮をお愉しみいただく企画も現在ご予約を受け付けております。普段一般の方が入ることが出来ない内拝殿での正式参拝へご参列いただいた後は、橿原神宮の御祭神である神武天皇様ゆかりの地の食材を使ったお食事を御堪能いただけます。

◆夕刻、内拝殿での正式参拝後、神職の説明に耳を傾ける参加者(写真は先日11月12日(土)に開催された様子)

◆夕刻、内拝殿での正式参拝後、神職の説明に耳を傾ける参加者(写真は先日11月12日(土)に開催された様子)

>>夜間特別公開について、詳しくはこちら

平成28年11月11日

七五三詣りの皆様をお出迎え

11月に入り、本格的に七五三の季節となって参りました。橿原神宮でもこの時期、色鮮やかな着物やお洋服に身を包んだ、お子さんと御家族のご参拝の姿が多く見られます。

11月の土、日、祝日には橿原神宮のマスコットキャラクターである、やたちゃんとかーこちゃんが御参拝者の皆様をお迎えしています。
やたちゃんとかーこちゃん

橿原神宮の御祭神である神武天皇様を険しい熊野の地より、無事にここ橿原宮まで案内した鳥とされる「八咫烏(やたがらす)」。週末御参拝の際は、八咫烏のやたちゃんと、カーコちゃんを広い境内の中に探して見て下さい。

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