お知らせ

平成30年2月7日

『平安時代から中世における神武天皇観』特別講演会の御案内

 橿原神宮では、2月25日(日)に皇學館大学 研究開発推進センター 神道研究所 助教である佐野 真人(さの まさと)氏をお招きし、特別講演会を開催致します。皆様是非ともお誘いあわせの上、御参加ください。

 平安時代から中世にかけての神武天皇に関する意識は、強く読み取ることが出来ない。平安時代には天智天皇と桓武天皇を、それに加えて中世には醍醐天皇と村上天皇の御代を延喜・天暦の治として「聖代」と仰ぐ意識が強い時代であった。
 その様な時代であっても、神武天皇は第一代の天皇として忘れられる事はなかったという事を、「神武天皇陵」・「日本書紀の講読」・「史書にあらわれた神武天皇」・「復古の目標」という視点から、当時の人々の神武天皇観について再確認を行いたい。
 最後に「神武天皇意識の継承」として、鎌倉時代や室町時代の宗教家の神武天皇観を取り上げ、信仰の確立と流布によって、近世へと神武天皇意識が継承されていったことについて考察する。

特別講演会『平安時代から中世における神武天皇観』

【日時】
平成30年2月25日(日) 14:00~16:00(開場13:30)
【場所】
橿原神宮会館(橿原神宮境内)
【料金】
聴講料無料(テキスト代 別途300円要)※予約不要

佐野 真人

皇學館大学 研究開発推進センター 神道研究所 助教/佐野 真人(さの まさと)氏 プロフィール

【略歴】
昭和57年 静岡県生まれ。平成17年3月 皇學館大学文学部国史学科卒業。平成19年3月 皇學館大学大学院文学研究科博士前期課程国史学専攻修了。平成22年3月 皇學館大学大学院文学研究科博士後期課程国史学専攻単位取得満期退学。
平成22年4月 皇學館大学神道研究所助手。平成25年4月 皇學館大学研究開発推進センター神道研究所助手(組織改組のため)。平成27年9月 皇學館大学研究開発推進センター神道研究所助教(現在に至る)。

【研究分野】
日本古代史、神道史

【主要研究業績】
「日本における昊天祭祀の受容」(『続日本紀研究』第379号、平成21年)
「奈良時代に見られる郊祀の知識 —天平三年の対策と聖武天皇即位に関連して—」(『続日本紀研究』第392号、平成23年)
「訓讀註釋 儀式 踐祚大嘗祭儀」(共著、思文閣出版、平成24年)
「山陵祭祀より見た天智・光仁・桓武三天皇への追慕意識」(『神道史研究』第60巻第1号、平成24年)
「古代日本の宗廟観 ―「宗廟=山陵」概念の再検討―」(『神道史研究』第63巻第1号、平成27年)
『皇太神宮儀式帳』校訂試案(『皇學館大学研究開発推進センター紀要』第2号、平成28年)
「天地四方拝の受容 ―『礼記』思想の享受に関連して」(『神道史研究』第64巻第1号、平成28年)
『止由気宮儀式帳』校訂試案(『皇學館大学研究開発推進センター紀要』第3号、平成29年)
「桓武天皇朝の怨霊思想と祭祀運営」(『神道史研究』第65巻第1号、平成29年)
『譲国儀』儀式文の成立と変遷 ―新帝の上表を中心に―(『神道史研究』第65巻第2号、平成29年)

トップへ